大人気コンテンツであるウマ娘プリティーダービー。
そのキャラクター達には、名馬たちが名前を連ねていますが、未だ実装されていない名馬も多く存在します。
今回はウマ娘プリティーダービーにおいて「オルフェーヴル」と「ディープインパクト」がなぜいないのか?これから実装する可能性はあるのか?についてまとめていきたいと思います。
原案に存在していた
現在、ウマ娘で実装されていない「オルフェーヴル」「ディープインパクト」ですが、初期原案にはそれらと思わしきウマ娘が存在しています。
ウマ娘の一連のプロジェクトは2016年3月26日の「AnimeJapan2016」にて発表され、キャラクター原案もその際に発表されています。
オルフェーヴル
騎手と馬の色が赤色で一致している事や、髪や胸についている金色のアクセサリーがフランス語のオルフェーヴル(金細工師)を連想させる事から、オルフェーヴルであると推察されています。
CVを担当される予定だった松井理恵子さんは、「フジキセキ」を担当しています。
ディープインパクト
騎手の勝負服の色、馬の毛色、足からディープインパクトであったと推察されています。
CVを担当される予定だった青木瑠璃子さんは、「エアグルーヴ」を担当しています。
その他にも名馬が…
その他にも「ブエナビスタ」「ジェンティルドンナ」などの名馬がウマ娘化する予定であったとされています。
このうちジェンティルドンナの原案イラストとCVのLynnさんは「マルゼンスキー」に引き継がれた…という噂もあります。
こちらについては、情報源が不明なので噂程度に思っていて下さい。
これらの名馬については、別記事にて詳細を作成予定なので暫しお待ちを!
ウマ娘の初期PVにも出ている
またウマ娘の2016年3月にYoutubeにアップロードされたPVにも「オルフェーヴル」「ナリタブライアン」は登場しています。
ちなみにこのPVの時点では設定も固まっていないのか、今見てもとても面白いので視聴する事をおすすめします。
個人的にシンボリルドルフとオグリキャップがペアで描かれていて、非常に好きです。
出ない理由は馬主NGが濃厚
やはりこれらのウマ娘が実装されない理由は馬主側からNGが出ているとされています。
考えられるNG理由としては、女性擬人化が受け入れられない、馬のイメージを損なうなどがありますね。
実は馬の名前は無断使用してよい
馬主さんのNGによってウマ娘化されない馬ですが、実は馬の名前にはパブリシティ権がありません。
これらはPSゲームソフト「ギャロップレーサー」が発売した際に、馬の名前を無断使用しているという事で裁判となり、「馬の名前にパブリシティ権が無い」と判断されました。
つまり馬の名前は勝手に使ってよいのです。
なのにそれをしないのは、モラルや社会規範的な問題であり、競馬場でウマ娘のCMを流したり、サイバーエージェント自体が世間的に知られるBtoCの企業であったり、これから多くのコンテンツを展開する上でそういう事はしっかり守りましょう…という事だと考えられます。
ちなみにアーモンドアイ、オグリキャップなどは商標登録されており、そちらの権利はしっかりと守られるそうです。
これから出る可能性はあるのか?
ウマ娘の人気度、知名度の上昇
ご存知の通り、2018年のアニメ1期を経て2021年にアプリ版ウマ娘は過去の記録を塗り替えるほどの大ヒットをしました。
これにより世間からの知名度や注目度も上がり、ウマ娘だけではなく、元ネタの馬は何なのか?競馬やってみようかな?と興味を持つ人も増えています。
またこの大ヒットによって、自身が所有していた愛馬が注目されて嬉しいと語って下さる馬主さんなどもいます。
それがセイウンスカイとニシノフラワーの馬主である西山茂行氏です。
ウマ娘の影響だろうか。セイウンスカイとニシノフラワーの墓参希望の話がいくつか来た。北海道西山牧場の入口にあります。墓参OKですので、事前に西山牧場育成センター事務所へ連絡ください。大歓迎します。写真アップしておきます。西山茂行と秘書軍団。 pic.twitter.com/mXnYvVnytp
— 西山茂行 (@seiun0005) April 20, 2021
全体的にウマ娘に好印象を持っていただける馬主さんが増えれば、現在NGを出している馬主さんもこれからOKを出して下さる可能性も増えますね。
ナイスネイチャ・バースデードネーション
さらにウマ娘のおかげ(とされる)で寄付金額が目標の10倍集まった例もあります。
それがナイスネイチャのバースデードネーションです。
ナイスネイチャの33歳の誕生日の引退繫殖馬の支援寄付金に集まった額は約3千万円です。
このようにウマ娘効果によって経済的に利益があると判断されれば、馬主さんがOKを出して下さる可能性も上がりますね。
ついにCAの藤田社長も馬主へ
7月にはウマ娘プリティーダービーを運営するCygamesの親会社であるサイバーエージェントの藤田社長が馬主となりました。
なんと購入額は15億円にものぼり、藤田社長の本気度が伝わります。
※追記 購入額は現在総額で23億6700万円との事です。
馬主となる事で、他の馬主さんとコネクションを作る、馬を生産しているファームの馬を高額で落札する事で、そのファームと関係を持ち、馬の名前を使用できるようにするーーという事も考えられますね。
藤田社長のこれからに期待しましょう、お願いいたします!
まとめ 個人的な感想
いかがだったでしょうか。今回はウマ娘に実装されていない「オルフェーヴル」「ディープインパクト」は実装される可能性があるのか?についてまとめました。
ウマ娘ファンである私個人としては、実装して欲しいとは思っています。
しかしウマ娘化は諸刃の剣、経済効果や注目を集める一方で、ファンが過ぎた行為をして馬主さん、関係者などに迷惑がかかってしまう可能性もあります。
そこら辺はしっかり守って頂いて、みんなで楽しくウマ娘というコンテンツを楽しめればと私は思っております。
人気の人口、過疎考察