VCT2023ではPRXとEGがグランドファイナルで戦い、優勝はEGでした。
本大会は優勝候補であったFNATICが負ける等色々なストーリーがあり、本当に面白かったです。
色々なストーリーが生まれたVCT2023ですが、面白い情報があります。
それが新エージェントであるデッドロックが一切使われなかったということです。
ユニークなウルト、アビリティで登場時は話題に事尽きないデッドロックでしたが、数週間経った今ではプロシーンではもちろんランクでもその姿を見ることは少ないです。
今回はそんなデッドロックが何故使われなかったのか、どんなところに問題があったのか、果たして弱いのかを考察していきます。
あのヨルでさえ使われた
まずVCT2023のピック率に関してはある程度の偏りはあったものの、特定のマップでは今までピック率が低かったヨルやフェニックスも多々使用されていました。
そんな中デッドロックは0%でした。
ちなみにヨルは3%
セージは1%
最も高かったのはキルジョイの63%でした。
弱体化されたジェットは55%とやはり安定の高さです。
だからこそ弱体化されてしまったんですけどね。。。
ジェットの弱体化に関しては下記記事を見てください！
何故こんなことになったのか、、、
研究不足
ピック率が低い一つ目の理由は圧倒的に研究不足だと思います。
6月28日から始まったEpisode 7 Act Iで登場したデッドロックですが、登場してすぐにVCT2023が始まるタイムスケジュールだったため、プロチームではデッドロックを入れて新しく構成を変え、どのようにスキルを使うべきかまで落とし込むことが出来なかったのでしょう。
また分かりやすい程強いキャラでは無かったことを表しているとも言えます。
多分本当に強かったらピック率0%はないはずです。
ただ今後の研究で化ける可能性はあります。
スキルとの合わせは無限の可能性です。
とんでもない合わせ・使い方をすることで特定のマップで使用されることはあるはずです。
全マップでは使われないと思います。
防衛と攻撃のバランス
デッドロックのスキル構成は圧倒的に防衛に偏ったキャラです。
しかも純粋に防衛と言っても、エリアを守ることに特化したスキルです。
移動を遮るバリア（バリアメッシュ）
音に反応して発動するスタン（ソニックセンサー）
強制的にしゃがみにするグレネード（グラヴィネット）
どれもデッドロックが守るサイトに敵が攻めてくれば強いですが、攻めてこなそう時にエリアをスキルを使ってエリアを広げることが出来ません。
また敵が攻めてこなそうと判断して味方を逆サイトにシフトしてもらうことも中々難しいです。
（もちろんサイトをほぼ空ける判断であれば別ですが）
なぜならドライでの進行にめっぽう弱いからです
ドライに弱い
ランクであれ、プロシーンであれ、ラーク役がドライで進行し少しずつエリアを確保することが多くあります。
ラークなので音を立てずに少しずつ進行します。
そのため音で反応するソニックセンサーが役に立ちにくいのです。
ましてや味方を逆サイトにシフトさせると、一人で複数の射線を管理することが難しいです。
サイファーやキルジョイであれば複数の射線をスキルと自分で管理することが出来る為、安全かつ早い段階で情報を獲得することが出来ます。
ただそれが出来ないデッドロックは防衛に偏っているにも関わらず、撃ち合いに持ち込まないといけないというわけです。
相手も敵にデッドロックがいると分かるので、ドライでの進行を増やしたりシフトをして揺さぶりをかける作戦が増えると思います。
攻撃で活かしにくいスキル
冒頭に防衛に特化していると言ったように、攻撃ではかなり活かしにくいです。
攻撃における大事な要素は、いかに情報を取得しノーリスクでエリアを確保するかです。
そのためソーヴァやスカイ、フェイドはかなりの使用率となっています。
そんなイニシエーターが重要視される中で情報をめちゃくちゃ取得しにくい、デッドロックのスキルは本当に運用が難しいです。
サイファーであればモク等で本陣が攻める逆サイトをラークしているかもしれないという情報を与えることが出来るのですが、デッドロックではそれが全くできないです。
ではどんな時にデッドロックのスキルが役に立つかというと、設置後です。
設置後、ある種攻めと守りの配置が入れ替わった瞬間デッドロックは化けます。
プラント周りにソニックセンサーを配置すれば、解除フェイクした敵に発動し有利な撃ち合いに持っていくことが出来たり等、本当に強いと思います。
ただデッドロックを抱えた状態だと、そもそも設置するまでがめちゃくちゃ大変と言う重いエージェントと言うわけです。
メタは2コントローラー時代
ドライに弱いところに大きく関係するのですが、プロシーンは現在2コントローラー時代です。
ヴァイパー×ブリム
ハーバー×ヴァイパー 等々
このような構成がかなり高い割合でみられるようになりました。
この2コントローラーの特徴は相手に情報を取らせるスキルを使わせることが出来るのにも限らず、こちら側は対してスキルを使用していない点になります。
なのでスキルトレードで優位に立てるわけです。
また相手は敵がどこまで進行しているかが分からないです。
そんな敵に対して比較的有利な揺さぶりやドライでの勝負を仕掛けることが出来ます。
そうです。2コントローラーの最大の特徴は敵に情報を取らせず、エリアを確保でき、ドライでの勝負を仕掛けることが出来るのです。
つまり相手に2コントローラーがいるとめっぽう相性が悪いのです。
強化案
今まで弱い理由を並べましたが、どのようにスキルを強化すれば使われるのかを考えていきます。
現状バリアメッシュとソニックセンサーは普通に強いと思います。
ここが更に強化されると、変な環境を作ってしまうことが考えられるのでRiotもこの二つの強化はしないはずです。
ということでグラビティネットです。
これをスカイのガイディングライト（鳥）みたいに敵がいれば反応し、秒数で回復もしくは2個持ちにすればいいと思います。
これくらいしないとまじで弱いんじゃないかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか？
デッドロックが使われない理由を紹介しました。
ビジュアルが良いデッドロックを使いたがる人が多い中、現状の環境ではもはやピックするだけでトロール扱いされてもおかしくないです笑
ちょっと言い過ぎかもｗ
皆さんは今後デッドロックが使われると思いますか？
強化されると思いますか？
Twitterとかで教えてください！
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