xCloudはマイクロソフトが提供するクラウド型ゲームサービスのことです。
そんなxCloudがどんなサービスで、どんな評判かを解説していこうと思います!
Xbox Game Pass・xCloudとは?
このサービスは、Xbox Game Passのサービスの一つとして含まれるため、Xbox Game Passも一緒に説明させていただきます。
Xbox Game Passは2017年頃からサービスを開始しており、xboxやPCでxboxやPCのタイトルを遊びことができます。
ストリーミング機能の無いPS Now と考えれば分りやすいと思います。
加入者は世界41か国で1000万人を突破しているようです。
現在xCloudはベータテスト期間であり、アメリカ・イギリス・韓国でパブリックプレビューという形でサービスを開始しているようです。(日本は対象外)
日本では今年にプレビューが開始されます!
こちらの記事を見てみてください!
特徴的なのはxbox本体を必要とせずに、自分が持っているスマホなどからゲームを遊ぶことができるようです。
また低遅延で快適に遊べることを何より重視しているそうです。
サービス内容
Xbox Game Passで遊べるゲーム
「Ark Survival Evolved」
「マインクラフトダンジョンズ」
「ASTRONEER」
「Hello Neighbor」
「龍が如く極み」
タイトルの数は250以上あり、質もかなり良くインディーズゲームから有名ゲームも多くあることに加え、新作が追加されることからパフォーマンスは良いように感じます。
ただ量が多すぎるため、気になったゲームを見つけて1か月だけ加入するのもアリだと思います。
xCloudで遊べるゲーム
「鉄拳 7」
「Devil May Cry 5」
「シムズ4」
他にもxCloudで動くソフトは3000を超えているようで、他のクラウドゲームサービスとは規模が違うように感じます。(遊べるかどうかは別かもしれないです)
Xbox Game Passで使えるデバイス
xboxを持っているか、WindowsPCが必要であり、必要なPCのスペックは他のゲームサービスと比べると高いように感じるので、気を付けてください。
xCloudで使えるデバイス
現段階ではスマホ・タブレット端末が中心ですが、今年中にはWindows10など幅広いデバイスで遊べるようになるようです。
またすごい点が対応コントローラーではxbox のコントローラーに加え、PS4のコントローラー、Razerのゲームパッドなどを使ってプレイできるようにするようです。
これはゲームプレイ時のストレスを経ることにもつながるので素晴らしい試みだと思います。
通信環境
Xbox Game Pass
おそらく10Mbps以上あれば動くと思います。
ただ25Mbps以上が理想ではあります。
xCloud
5Mbps以上であれば、動作環境は安定するような環境を一番に設計しているようです。
ただその分画質はそこまで良くないようです。
料金
Xbox Game Passの料金プランは全部で3種類あります。
①Xboxでしか使えないもの | 月額1100円 |
②PCでしか使えないもの | 月額1100円 |
③Xbox・PC両方で使えるもの | 月額1700円 |
①の場合マルチプレイをするにはxbox Live Goldに入る必要があり月に500円程かかります。
xCloud
Xbox Game Passのサービスの一つに含まれるようで、現段階ではどの部分に含まれるのか、料金設定がどのように変化するかは記載されていませんでした。
評価考察
Xbox Game Passでプレイしているときの環境
基本的に不満は感じませんでした。
ただ環境やゲームによっては不満を感じることもあるようです
xCloudでプレイしているときの環境
オフラインでのシューティングゲームでは遅延はほとんど感じなかったそうです。
また遊べるかもしれないソフトの数も膨大なので、コストパフォーマンスが最も良いサービスになるかもしれないです。
低遅延で快適に遊べることを何より重視しているため、環境次第では画質に不満を抱くことはかなり高いと思っています。
課題と展望
xCloudの課題は画質になると思います。
動作に力を入れている分、画質がどれ程なものなのか、環境によってどれだけ変わるのかが今後のポイントです。
ただ家でプレイするならばXbox Game Passを使い、外でプレイするならxCloudを使うというのは非常に理にかなっており、コンシューマー機器を売る会社として最も有効な手段のように感じました。
その他のクラウドゲームサービス
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またこれらのクラウドゲーム比較した記事はこちらです
マイクロソフトの今後のゲーム業界へのアプローチの仕方
今後加速するゲーム市場の進化において、CS機・PC機用のサービスに加え、モバイル・タブレット用のサービスも準備していることから、マイクロソフトは非常に迅速な対応をしていると思っています。
高速処理が可能な技術に加え、CS機を生むことのできる技術力この2つを持つマイクロソフト、今後どのような変化をするか予測しにくいゲーム業界において多くの手札を持っていることそのものが優位に繋がります。
また今後サービスの導線に更に力を入れると思っています。グーグルがYouTubeのゲーム映像からユーザーを誘導するように、マイクロソフトもMixer等からユーザーを誘導するパターンを王道の流れにしたいのではないでしょうか。 (2020年6月22日にMixerのサービス終了が決定しました。twitch youtubeの壁は高かったようです)
まとめ
クラウドを活かしたサービスとサブスクリプションサービスを活かしたゲームサービスの完成形のように感じました。
動作や画質がどれ程のクオリティなのかは、大切ではありますが、既にXbox Game Passの方ではその問題はある程度解決していることから伸びしろは最もあるのではないでしょうか。
xCloudとは別にXbox Game Passに入ることは十分におススメできます。
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