日本では”過疎っている”と言われているoverwatch。
世界で見ればまだまだ大会も多くやっており、配信の数も中々の数です。
そんなoverwatchの人気、人口がどうなっているのかまとめていきたいと思います。
owの人気は世界で13位に
配信技術研究所株式会社が発表している「ESPORTS TIERS IN JAPAN 2020」ではoverwatchの人気は世界で13位となりました。(2020年6月)
twitchの視聴者数を他のゲームと比較
有名な実況者、ストリーマーによって一時的な数字は左右されますが、twitchの視聴者数を人気ゲームと比べると以下のようになりました。
時間 ゲーム | overwatch | APEX | LOL | Fortnite |
---|---|---|---|---|
24時~ | 3万人 | 4万人 | 24.5万人 | 12万人 |
6時~ | 2万人 | 5万人 | 22万人 | 20万人 |
12時~ | 1万人 | 5.5万人 | 15万人 | 7万人 |
18時~ | 2.5万人 | 2万人 | 15万人 | 5万人 |
(※5000人の位で丸め、12月から10日ピックアップしその平均)
やはり今流行りの人気ゲームたちと比べると、やや劣っている事が分かります。
また、overwatchのだいたい1万人~2万人の同時視聴者数は、「PUBG」「DbD」「Among Us」の数字を類似しています。
という事を考えれば、めちゃくちゃ過疎っている…というわけでは無いのかもしれません。
人口が減ってしまった理由
人口が減ってしまった理由としては、一般的に以下の理由が挙げられます。
ロールに偏りが出てしまっている
overwatchはタンク、ダメージ、ヒールの3つのロールを選択するのですが、ヒーローごとの戦術や、マップや相手の構成に合わせる事が必須となります。
そこで、やはり人気のあるダメージを選ぶ人が多く、編成に偏りが出てしましまいます。
現在では、ロールごとにマッチングして強制的に全てのロールが2人ずつになるようになっているのですが、我慢してまでやりたくないロールをやるというは、、、というのも考えものです。
ソロでやりづらい
6vs6のバトルになりますので、やはりチーム内での連携が重要となります。
タンク、ダメージ、ヒールのうち1つでも欠けてしまうと、戦況はかなり不利になってしまいます。
VCを全員付ければよいのですが、高レート帯でもない限りVCを付ける人が少ないです。
〇〇のせいだ~文化
先ほど言ったように、チーム内で3つのロールに分かれるのですが、
負けた時や不利な状況では、
タンクとダメージの人は「ヒーラーさん、ヒールが足りないよ」
ダメージとヒールの人は「タンク、もっと前線いってくれ」
ヒールとタンクの人は「ダメージ、もっと火力出して」
と”負け”をどこかのロールのせいにされる場合が多いのです。
もちろん、その場合もちゃんとあるのですが、自分以外のせいにしてチャットが荒れるなんて事は結構あります。こんな空気感でギスギスしやすいというのも、人が減る理由の1つですね
6vs6によるマッチング速度
先ほど挙げた理由などで人口が減ってきているのに、このゲームは6vs6とやや人数が多くないとゲームが始まらないのでマッチングがかなり遅いです。
さらに、ダメージのロールが人気なので、タンクとヒーラーはマッチングしやすく、ダメージがかなりマッチングしにくいという現状がありあます。
運営もこれを一応対策しようとはしてはいます。
例えば、タンクとヒーラーやってくれた人には、トレジャーボックス(ガチャ)をあげて、
ダメージのマッチングを早くするよ、という取り組みです
ほぼ効果は無いように感じます…
新規参入の取り組みはちゃんとやっている
過疎ってしまっていると言われるoverwatch、ゲームの特性上、初心者が入りづらいという欠点もあるのですが、運営は新規参入しやすい取り組みも行っています。
有名実況者の起用
2020年には、overwatchの運営は新規参入向けの初心者解説動画を、日本のoverwatch界隈では有名な実況者である「TQQ」「sonic10」「遡メ」さんに依頼しました。
御三方とも、実力もあり、編集も見やすい感じとなっています。
overwatch以外のゲームやったら絶対にもっと伸びるw
任天堂switch版の発売
これは新規参入の取り組みというのか怪しいのですが、2020年には任天堂switch版のoverwatchも発売されました。
(↑無料期間などもやっていて新規の人を呼ぼうともしています)
実際、overwatchを初めてプレイする人が増え、switch版の発売直後はほとんど初心者でかなりの魔境だったみたいです。
PS4、PCともに無料期間もやっている
また、PCやPS4でも年に1、2回は無料期間はやっています。
その時期になると、マッチングの数が心なしか増えた感じはします。
overwatch2を待て!
そして、overwatch2も発売日未定(2020年12月現在)ですが、開発中です!
overwatchのシステムはほとんど継承され、新マップ、新ヒーロー、新モードなどが追加されます。
これで人口が戻ってきたら、数年前のようなoverwatch全盛期がまた来るかもしれませんね!
overwatch2の新情報!!
2020年5月下旬にoverwatch2に関する情報が出ました!
なんと6VS6 → 5VS5に変わるそうです。
他にも多くの情報があるので是非下記記事を見てみてください!
まとめ
いかがでしょうか?全盛期と比べれば人口はかなり減って、日本ではプロも解散してしまいましたが、まだ根強いファンに支えられて、人気ゲームとしての数字は維持していますね。
私もoverwatchのファンなので、ここからまたoverwatchシリーズが流行る事を願っています!
人気の人口、過疎考察