皆さんは元プロゲーマーのけんきさんが現在ProjectFと呼ばれるゲームを作っていることを知っているでしょうか?
そんな作成中のゲームのコンセプトは
「プレイヤーの独自性や創造性を重視したタクティカルシューターを作りたい」
だそうです
プロゲーマー時代にレインボーシックスシージでたくさんの経験をし、
ナレッジがあるけんきさんが一体どんなゲームを作成しているのかとても気になりますよね!
今回はそのProjectFの紹介記事です
概要
「projectF」は、攻撃側チーム、防御側チームに分かれ、攻防を繰り広げる5vs5のタクティカルシューティングです。
そして建物内に設置されているモノリスを巡って戦うという設定になっています。
防衛側はこのモノリスをマップ内の任意の部屋に設置し、モノリスを守り切る・攻撃側の殲滅
攻撃側はこのモノリスを解析、もしくは防衛側の殲滅
6ラウンドで攻防交代し、7ラウンド先取したチームが勝ちという流れです
シージのようなゲームなので、経験をフルで活かせそうですね!
プロやストリーマー達と協力し作成しており、これまでで5,000万円の開発資金を投じてゲーム開発を進めているそうです
ここまでの仲間と金額を集められるのはけんきさんの人望の凄さが物語ってますよね
対応しているプラットフォームはPC・モバイル・PSだそうです
特徴・魅力
概要だけだけの説明では正直ありきたりな爆発ゲーではないか?と思う方もいるはずです。
しかしそんなことは無いです。
プレイヤーの独自性や創造性を重視したタクティカルシューターを作りたいと言うだけあって、そのような仕組みになっています
マップ自動生成システム
このマップ自動生成システムがProjetFにおいて最も特徴的であり、魅力と言える要素です
この要素に開発期間の全てを費やしているそうです
簡単に言うと、毎回異なるマップが自動生成され、全てのプレイヤーが比較的新鮮な気持ちでプレイできるというものです
ここで比較的と言っているのは、ある程度パターンが決まっているのと、目新しさがとてもあるというわけでは無いからです
仕様としてマップはリビング・オフィス・武器庫・キッチンなどいくつかの部屋のようなものを、
組み合わせることで作成されます
そのため従来のゲームのマップであればリビングの左手には武器庫があると決まっていますが、ProjectFではリビングの左手にあるのは、オフィスかもしれませんし、キッチンかもしれません
そのため左手にある部屋によって、気にするべき射線などが変わります
そしてこのパターンが何と10万通りもあるそうです
このような仕様にしたのは、大きく3点の理由があるそうです
①FPSのマップは形が固定だからこそ新規参入者とやり込んでいる人との差が生まれるのはフェアではないこと
②マップの攻め方・守り方のセオリーが出来ることでゲーム展開が似てしまうこと
③①の理由により新規マップが出ても、知識の差で負けてしまい楽しめない人がいる
この3点の解決策がマップ自動生成ってわけなんですね
確かにこれなら毎回ちょっと違った思考をする必要があるので納得ですね!
またアプデで部屋の追加みたいなことをしたらよりパターン数も増えますしね
やり込めるのが面白さでもあるんですけどね
キャラごとの固有アビリティ
選択するキャラクターにはそれぞれ固有アビリティがあり、壁や床を消滅させてルートを増やすものや、ドーム状のスモーク、2種類の効果を持つ投げナイフ、テレポートなどがあるようです
ここら辺は最近ありがちな能力系FPSですね
どんな能力があるのかまだしっかりと紹介されていないので楽しみですね!
上記二つのシナジーの高さ
マップ自動生成とキャラの固有アビリティのシナジーは、ゲームをより面白く、深いものにする上でとても高いと思います
どんなマップ構成になるかわからないからこそ、どんな風にキャラのスキルを使ったらラウンド勝利への近道になるかをその試合の中で模索する必要がありますからね
いかに刺さるスキルを使えるかで状況は大きく変わってきそうです
難しい部分
上記の魅力・要素が今までのFPSの弱点をすべて解決し、完全無欠のゲームとなるかと言えばそうではないです
ちょろっと言いましたが、マップ1つに対しての熟練度が欠けてしまうこと、マップが毎回変わることからVCでのコミュニケーションが他のFPS以上に必要になること等などがあります
ただこれらは些細なことです
一番自分が気にしているのが、大きな目的の一つである上級者と初級者の差を減らすという部分です
プレイしたことがないので感覚値なのですが、正直差は減らせないと考えています、、
むしろ差は広がるのでは?
なぜなら自動生成の仕組みがあくまでありものの部屋をくっつけるだけだからです
そのためリビングを攻略するにはこのスキル、武器庫を攻略するにはこのスキルと、ある程度テンプレは決まってくるでしょう
何より上級者はそれぞれの部屋の構造を思い浮かべながらプレイできます
だからこそポイントの部屋まである程度スムーズに行けるはずですし、今までプレイした経験値を頼りにプレイできます
ただ初心者は動画などでしか見たことがなく、しかも動画で見たものとは構造が変わります
動画でよくある解説動画などが活きにくくなり、プレイすることでしか獲得できない経験値が物を言うゲームになってしまうのではないでしょうか?
と思ってます
ただこれらはプレイしたことのない一個人の感覚値です
杞憂に終わる可能性もあります
一人のタクティカルシューティングゲーム好きとしては、大成功してほしいと思ってますしね!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
けんきさん作成中のProjectFはすごい魅力的に思えた人も多いのではないでしょうか!
自分はタクティカルシューティングゲームが大好きなので、新しい作品が出てくることが嬉しいです
後マップ自動生成も面白そうですよね!
ただ自分はパーティでやった時に次の試合はこんな作戦にしよう!とか勝ったときにあの作戦が刺さった!みたいに会話するのも大好きなので、ちょっと悲しいなぁとも思いました
後マップが毎回変わるからこそ、ソロでプレイしてもVCをする必要性は高そうです
この部分をハードルに感じる人は出てきそうですね
今のところどれくらいを目処にリリースするか出てはいないですが、既にテスター達がプレイしていたりするので、2023年辺りには出るかもしれないですね!
楽しみに待っています!!
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